杜の都大茶会


杜の都大茶会が勾当台公園で開かれると聞きまして、楽しみと勉強を兼ねて行ってきました。新緑の中、天候も丁度良く、とてもよかったです。中でも裏千家は席の数も多いけれど、待つ人の行列も長いものでした。誘導にあたっていたお方はひょっとして、以前京都の茶道資料館の展示でお写真で拝見しました、家元の先生と拝察します。きっと、おもてなしと茶道の普及にご尽力なさっているのでしょう。参加者が予想より多く、用意したお菓子が足りないなど臨機応変な対応もあったそうですが、茶道家の方々の落ち着いた所作と話し方、そして姿勢の良さなどに感心して帰りました。ご説明は、使用するお茶とお菓子のほかに、茶道具それぞれ、掛け軸、生花などにおよび、茶道の総合芸術性が印象に残りました。季節の和菓子も良く、特に煎茶道のお席で青梅の形のを頂いたときは、それ自体の良さと、昨年梅酒漬けて今年活用していることと関係して、二重に良かったです。