英文校閲を受ける

論文が専門雑誌に受理される前、査読があって、たいてい改訂(リバイス)をします。仕上げる前に、英文校閲に出しました。丁寧なチェックやコメントが帰ってきました。そんなにおかしくない英文を作成したきたつもりですが、修正や良い言い換えができるかについて、多くのアドバイスがありました。私が良くいただく助言には、いくつかの種類がありそうです。

意味の明快さ

  • 単語の選び方ですが、seek, explore よりも find, determineの方が明確。
  • 前置詞については、from, for を結構使っているが、of, based on を使ったほうが明確になるところがある。


表現をすっきりさせる

  • 語句:dissimilar, inaccurate など、否定の接頭語のついた語句が、思いつきにくい。それらの単語を使ったほうが、文章がすっきりすることがある。
  • Wordy な表現の改善。言葉の重複をできるだけ避ける


なるべく広い読者のために

  • jargon を避ける、できるだけ一般的な言葉を使う。
  • 研究グループの中では、背景や経緯が分かっているので、書き方の説明の言葉足らずについてそのままになりがちで、校閲のときに指摘されてがち。