茨木のり子の詩集 「自分の感受性くらい」

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
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この詩集を読んだのは、いわゆる青春の時期よりも遅かったもしれない。30代の終わり頃に、病気の治療の時期があって、その頃これまでのことを振り返ったり、色々なことを考えた。
「自分の感受性くらい」の詩を始め、茨木のり子の詩は、厳しさがあるけれど、背後には人間の性質を理解し、見守るような優しさがあると思う。
「自分の感受性くらい。。。」のあとは、「自分で守れ ばかものよ」
今後も、自分の感情のバランスが崩れたとき、他人のせいにしないで、この詩集を開いて、姿勢を正してリセットしたい。